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「虹色ゴーストダンス」アンケートでいただいた感想へのお返事

「虹色ゴーストダンス」作品アンケートにご協力くださった皆様、
本当にありがとうございます! アンケートにつきましては
とりあえずあと一ヶ月以上は続けさせていただくつもりですので、
送ろうか悩んでるよーという方はぜひお送りください……!(切実)
続編のご要望などもいただいており、本当にありがたいです!
返信をご希望される旨を記載していただければ、
このような形でお返事させていただきます。

ではでは、お返事は以下になります。
「虹色ゴーストダンス」および「Farewell Rain ~この空の下で君と~」
のネタバレを含んでおりますのでご注意ください。
なお、「二人だけのアクアブルー」ヒロイン紹介の凛編は
一週間以内を目処に投稿する予定ですので、そちらもお楽しみにー。
>>アース様

まずは、感想をお送りいただきましてありがとうございました!
完全新作のシナリオを一人で担当するのは随分久しぶりのことでしたので、
こうして作品と向き合っていただけて大変嬉しく思います。
お返事ですが、作者としてお答え出来る範囲で綴らせていただきますね。

前提としまして、本作のテーマといいますか、
各ヒロインの役割は「人間不信となった主人公に対する救済」でした。
故に、作品内での構図は「智晴・美希に対しての翠・夏海」ではなく、
「智晴に対しての翠・夏海・美希」となります。

前者の形で本作を見た場合、仰る通りあまりにも夏海が強くなりすぎます。
強くなるというのは、作品内での立場や役割、なせることの大きさですね。
ですが、本作の構図はあくまで後者、智晴を救済する三人のヒロインです。
その救済というのは、智晴を真人間にするなどといったことに限らず、
ヒロインはそれぞれの哲学(倫理観)にしたがって手を差し伸べます。
翠は楽しい瞬間を、夏海は抗う力を、美希は逃げ道を与えるわけですね。
三人のしていることは基本的には同じであって、
それぞれが出来る形で智晴を救済しているのです。
故に、作品の中でどのヒロインが重要などといったことはないつもりです。

ただ、智晴を社会的に立ち直らせることが出来るのは夏海だけですので、
真っ当な生き方を与えることのみを救済と捉えるプレイヤーさんの中では
やはり夏海が頭一つ抜け出てしまうと思います。
それについては個人的にも、さもありなんという感じでしょうか……。

その上で、翠が所謂パッケージヒロインである理由についても少々。
物語開始時点での智晴からすると、夏海の存在は疎ましいとまでは
いかないまでも、むしろ引け目から煙たがっているわけで、
ヒロインに対する好感度で言えば翠が一番高いわけです。
翠は転入生で、事情も碌に知らない一番遠い存在であるため、
何も考えずに振り回してくれる、気を楽にしてくれる彼女こそが
智晴にとっては逆に救いとなっています。
一方、夏海は前述の理由で、美希は「家族である」ことから、
智晴にはどうしても敬遠されてしまうのです。
(第三者の心情的には彼女らが可哀相になりますが……)

また、先に述べたように、本作における救済は、
真っ当に生きるためのものに限りません。
それを前提としましたら翠や美希も一人の救い手となり得ますし、
「そんなのは救いじゃねぇ!」というプレイヤーさんには
どうあっても納得いただけないかなぁ、と……心苦しいですが(汗)

なので、翠がパッケージヒロインである理由を問われますと、
物語開始時点での智晴にとっては翠がメインヒロインであるから、
というのが答えになりますでしょうか。
個人的には、一番可愛いからでもある、とつけ加えたいところなのですが、
そこは人によるということで……!
それでも「どうしても納得出来ーん!」ということでしたら、
乱暴ですが、私が翠を書きたかったから、としか……すみません(汗)

本作についての、書き手としての考えについてはこんなところでしょうか。
以下、余談も含まれますが、いくつかの点についてのお答えになります。

・夏海ルートについて
ありがとうございます、お褒めいただけて嬉しいです!
本作では夏海が一番人気のようで、そうなるかなとは思っていたのですが、
彼女はまさしく唯一の良識派であり、こういった役を担えるのは幼馴染み
である彼女しかいなかったので、夏海も報われて喜んでいると思います。

・翠Aエンドでのエンディングについて
明るい曲が人によっては場違いであると感じるのも一応想定内でして、
あのエンディングについてはある程度の余地を残しており、
智晴達が死ぬか、生き続けるか、ハッピーエンドか、バッドエンドか、
受け手となるプレイヤーさんによって捉え方は様々あると考えております。
なので、場違いに感じるというのも一つのお答えだと思いますし、
ハッピーバッド云々については、先に述べた通りですので割愛いたします。

・翠Aルートでの夏海について
翠が毎日のように智晴を連れ出していたので遭遇しなかったのかなと……。
引きこもっている美希が何らかの対応していたのだと思います。

・美希ルートでの夏海への仕打ちについて
プレイヤーさんを含む第三者の心情としては、
仰る通り「恩を仇で返している」以外の何物でもないのですが、
家族に裏切られた智晴と美希にとっては
家族に限りなく近い幼馴染みはむしろ辛い存在であり、
結果として余計なお節介になってしまったのだと思います。
夏海が大切に思っていても、二人はその思いを信じられないのですから。

・Farewell Rainの構造について
「死んだ恋人はめぐみではなく明日香のほうがよかったんじゃないの?」
という感想は実は結構いただいておりまして……。
仰る通りFarewell Rainはめぐみではなく明日香のための物語ですので、
だからといって後悔とかはないのですが、重々承知いたしております。

少し明かしてしまうと、「幼馴染みだった恋人が死んでしまって~」という
作りの作品には実際に出会ったことがありまして、
「幼馴染みをこんな扱いにするとは許せーん!」といった気持ちが
Farewell Rainには込められていたりもします。
なので、「死んだ恋人は幼馴染みだったほうが~」という感想は
ある意味自然なものといいますか、多く寄せられたことに少し驚きつつも、
やはりそれが作品として正しい作りなのかなとも思っております。

……すみません、長くなってしまった上に
弁明のような箇所が多くなってしまいましたが、
これにていただいたご感想への返信とさせていただきたく思います。
疑問点など、「そういうものなのかー」という形であっても
ご納得いただけていれば嬉しいのですが……!
もし「じゃあこれは?」といった点がございましたら
またお答えさせていただきますので、ぜひお送りください。

こういった作品形態ですと、感想がいただける唯一のレスポンスである上に
なかなかいただけないものですので、ありがたく読ませていただきました。
こんなにも作品と向き合った感想をいただけて嬉しかったです……!
今後とも、Lunaria Projectをどうぞよろしくお願いいたします。

それでは、ありがとうございました!
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